「やめとけ、と言われてる理由や受講を後悔しない方法なども知りたい!」
プログラミング言語の教育は現在義務教育でも取り込まれており、生成AIの活用やDX化推進を含め、国をあげて需要が高まっています。
株式会社イー・ラーニング研究所が2025年に発表したプログラミング教育についての意識調査では、プログラミングの学習は学校についで、プログラミングスクールが第2位につけています。

(引用元:株式会社イー・ラーニング研究所「プログラミング教育についての意識調査」)
ですが、「プログラミングスクールは無駄で意味ない」「プログラミングスクールはやめとけ」という口コミがあることをご存知ですか?
そこで今回は、なぜプログラミングスクールが無駄で意味がないと言われるのか、その理由を解説していきます!
記事の後半ではプログラミングスクールを無題にしないポイントについてもまとめているので、ぜひ最後までチェックしてスクール受講の検討に役立ててくださいね。
目次
- 1 プログラミングスクールが無駄で意味ないと言われる理由
- 2 プログラミングスクールは無駄じゃない!受講のメリット
- 3 プログラミングスクールの受講は「やめとけ」な人の特徴
- 4 プログラミングスクールでの受講を無駄にしないためには?
- 5 プログラミングスクール選びで後悔しない方法やコツ
- 5.1 プログラミングスクール選びで後悔しない方法① 明確な目的や目標を持つ
- 5.2 プログラミングスクール選びで後悔しない方法② 無理のない支払い計画を立てる
- 5.3 プログラミングスクール選びで後悔しない方法③ 自分のライフスタイルに合った学び方を選ぶ
- 5.4 プログラミングスクール選びで後悔しない方法④ 希望するプログラミング言語やスキルを学べる講座・スクールを選ぶ
- 5.5 プログラミングスクール選びで後悔しない方法⑤ 講師の質やサポート内容を確認する
- 5.6 プログラミングスクール選びで後悔しない方法⑥ 求めるキャリアパスにつながるサポートがあるかを確認する
- 5.7 プログラミングスクール選びで後悔しない方法⑦ 申し込む前に無料説明会に参加する
- 6 プログラミングスクールについてよくある質問【Q&A】
- 7 まとめ〜プログラミングスクールは無駄じゃない!目的をもって後悔しないように受講しよう〜
プログラミングスクールが無駄で意味ないと言われる理由

プログラミングスクールに通うのは無駄、意味がない、といわれる理由は一体何でしょうか。
具体的にどういった理由があってそう言われるのか、内容を見てみましょう。
【プログラミングスクールが無駄で意味ないと言われる理由】
プログラミングスクールが無駄と言われる理由①
受講料が高い

プログラミングスクールの受講料は一般的に30万円から80万円程度と、決して安くない金額です。
スクールによっては100万円を超えるコースもあり、これからプログラミングを学びたい方にとって、大きな経済的負担となることも。
音楽教室や英会話スクールと比べても高額な傾向にあり、「本当に支払う価値があるのか」と不安を感じる方も多いでしょう。
特に未経験から学び始める場合、成果が確実に得られるか分からない中での出費になるため、慎重に判断したいところ。
カリキュラムやサポート内容が料金に見合わないと感じてしまうケースもあるため、受講後に「高い費用を払ったのに無駄だった」という声が聞かれます。
プログラミングスクールが無駄と言われる理由②
独学でも習得できる内容もある

現在はインターネット上に無料や低価格のプログラミング教材が豊富にあり、独学でも十分に学習を進められる環境が整っています。
YouTube動画やオンライン学習サイト、技術書などを活用すれば、基礎的な内容は自分で学べるでしょう。
簡単なプログラミング言語なら子どもでも習得できるため、わざわざ高額なスクールに通う必要はないという意見もあります。
オンラインコミュニティも充実しており、分からない点があれば質問して解決できる場も多くなりました。
独学の環境が整っていることから、「スクールは無駄」と考える人が一定数いるのも事実。
ただし、独学では挫折しやすいのも現実なので、自分の性格や学習スタイルに合った方法を選びたいですね。
プログラミングスクールが無駄と言われる理由③
卒業後の転職保証内容が微妙

プログラミングスクールの中には転職保証を掲げているところもありますが、紹介される企業の質に不満を感じる卒業生も少なくありません。
特にSES企業ばかりを紹介されるケースが多く、自社開発企業やSIerといった人気企業への転職は難しい傾向にあります。
また転職保証には厳しい条件が設定されているスクールもあり、保証を受けられずに終わってしまう受講生もいます。
理想の働き方や企業イメージがある方にとって、提示される紹介先に満足できないこともあるので、転職成功率の高さだけでなく、どのような企業に就職できるのかまで確認しましょう。
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「SES企業」とは、「System Engineering Service」の略で、端的に言えばエンジニアの労働力・技術を提供するサービスのことです。
未経験でも採用されるチャンスが多く、幅広くプロジェクトに参加できることがメリットですが、一方で短期で転々とする特性上、キャリアを積みにくく収入が安定しにくいという面も。
また、多重請負構造になっていると、よりインセンティブがもらいにくい、ということも⋯。
全くの未経験で現場経験をとにかく積みたい!という方は良いかもしれませんが、キャリアアップを目指す方は、よく検討してみることをおすすめします。
プログラミングスクールが無駄と言われる理由④
講師がプロや現役エンジニアばかりではない

プログラミングスクールの講師は現場経験豊富なエンジニアばかりではなく、アルバイトが教壇に立っているケースも珍しくありません。
実務経験が乏しい講師や、スキルが十分でない講師が担当する場合、期待していたレベルの指導を受けられない可能性があります。
数年プロジェクトに参画しただけでエンジニアとしては不足していたり、講師業への情熱が薄い人が担当になることもあるでしょう。
質問への回答が曖昧だったり、受講生の理解度に応じたサポートが不足していたりすると、学習効果が大きく下がってしまいますね。
講師の経歴や実務経験については、入校前にしっかり確認しておきたいポイントです。
プログラミングスクールが無駄と言われる理由⑤
挫折率が高い傾向

プログラミング学習は理解が難しい概念を覚えたり、複雑な問題を解決したりする必要があり、学習のハードルが高い分野です。
受講中は必ずモチベーションが保てるわけではなく、授業のスピードについていけなくなる受講生も出てくる場合もあるほか、思うように成果が出なかったり、エラー解決に時間がかかったりすると、途中で挫折してしまう人も少なくありません。
特に仕事や家事と両立しながら学習している方は、時間の確保が難しくなり継続できなくなるケースも。
高額な受講料を支払ったのに途中でやめてしまうと、「無駄な出費だった」という後悔だけが残ってしまいますね。
プログラミングスクールが無駄と言われる理由⑥
実践的なスキルが身につけられない

プログラミングスクールの中には、基礎的な内容や初歩的な知識を学ぶだけで終わってしまうコースも存在します。
ソフトの使い方やプログラミング言語の文法は学べても、実務で必要な企画設計やエラー処理まで学べないスクールもあるでしょう。
ポートフォリオ制作のサポートを謳っていても、オリジナリティの低い誰もが作れる内容では、就職時のアピールとして効果が薄れてしまいます。
カリキュラムの内容が古いままのスクールでは、現場で求められる最新技術を習得できない可能性もあります。
就職後に即戦力として活躍するためには、実務を想定した課題制作や実践的なプロジェクトを経験できるスクールを探しましょう。
プログラミングスクールは無駄じゃない!受講のメリット

「無駄」「意味ない」といわれるプログラミングスクールですが、実際に受講してプログラマーやエンジニアとして活躍している方々が多数いることも事実。
独学でもいいのでは?という意見もありますが、ではプログラミングスクールを受講するメリットにはどういったものがあるのか解説していきます。
【プログラミングスクール受講のメリット】
プログラミングスクール受講のメリット①
挫折しにくい環境が整っている

プログラミング学習を独学で進めると、途中でやる気が低下してしまうケースが少なくありません。
ですが、スクールに通えば専属メンターや現役エンジニアが常駐しているため、学習スケジュールや疑問点についてアドバイスをもらえます。
学習を後回しにする日が続くと最初の熱意が失われてしまいますが、スクールなら月に数回でも必ず学習時間を確保できます。
同じ目標を持った受講生と一緒に学ぶ環境が整っているので、仲間と励まし合いながら学習を続けたり、チーム制作や交流の機会があるスクールなら、進捗を共有したり悩みを相談し合ったりして切磋琢磨できますね。
一人で黙々と勉強するよりも、周りと刺激し合える環境のほうがモチベーションを維持しやすいですよ。
プログラミングスクール受講のメリット②
わからないことも講師に聞いて解決できる

独学では自分で調べたりQAサイトに投稿したりして、時間をかけて答えを探さなければなりませんが、プログラミングスクールなら分からないことをリアルタイムで質問でき、疑問点をすぐに解決できます。
実際に現場で活躍している講師が在籍していれば、教材を読むだけでは得られない実践的な知識や問題解決のノウハウを学べますね。
独学では解決に何時間もかかるような問題も、経験豊富なエンジニアに質問すれば短時間でクリアできますね。
プロのプログラマーやエンジニアならではの視点でアドバイスをもらえることもあり、より深い理解につながります。
質問できる環境の不足はプログラミング学習を挫折する大きな理由の一つなので、いつでも聞ける体制が整っているのは心強いといえます。
プログラミングスクール受講のメリット③
独学よりも効率的に学べるカリキュラム

プログラミングスクールではプロの講師が監修した体系的なカリキュラムが用意されており、学習の順序や進め方がしっかり設計されています。
何から手をつければ良いか分からない初心者でも、順序立ててスキルを習得しやすいほか、独学では断片的な知識の習得になりがちですが、スクールなら実際に現場で使われるツールや制作の流れまで体系的に把握できます。
プログラミング言語の知識はもちろん、関連スキルもまとめて学べるので無駄な時間や労力をかけずに済みますね。
目的に合わせた多様なコースが展開されているため、Web開発やアプリ開発など自分のキャリアに最適な言語を効率良く学べます。
専門的な知識を持つ講師から実務で使えるアドバイスをもらえるのも、独学にはない大きな魅力です。
プログラミングスクール受講のメリット④
就転職や案件獲得などのサポートが受けられる

転職サポートを行っているプログラミングスクールなら、キャリア形成支援を受けながらスムーズに転職活動や独立を進められます。
企業の紹介や面接対策、履歴書の添削などの手厚いサポートで、未経験者でも就職や転職を有利に進めやすくなるでしょう。
スクールによっては提携企業を優先的に紹介してもらえることもあり、独学で転職活動を行うよりも成功率が高まる可能性も大。
卒業後も相談やアドバイスを受けられる体制があれば、就職後の不安にも対応してもらえて安心ですね。
フリーランスとして独立したい方向けには、クライアントとの交渉方法や見積もりの立て方など実務的なノウハウも学べます。
プログラミングスクール受講のメリット⑤
ポートフォリオを作成しアピールできる

ポートフォリオとは、自分がこれまでに取り組んだプロジェクトや開発実績をまとめた作品集で、転職活動では必須のアピール材料です。
プログラミングスクールに通えば、講師のサポートを受けながら完成度の高いポートフォリオを作成できます。
どのようなスキルを持ち、どのレベルでプログラムを作成できるかを企業に効果的に伝えやすくまります。
授業内で作成した創作物をポートフォリオに載せられるため、学習しながらプロのアドバイスを受けつつ実績を増やせますね。
独学では完成度や見せ方に悩んでしまいますが、スクールなら採用担当者の評価が高まるプレゼン方法についても指導してもらえます。
プログラミングスクールの受講は「やめとけ」な人の特徴

プログラミングスクール受講のメリットはたくさんありますが、ご自身に合うかどうかはまた別物。
以下のような特徴や考えをお持ちの方は、受講するかどうかをもう一度検討することをおすすめします。
【プログラミングスクールは「やめとけ」な人の特徴】
プログラミングスクールは「やめとけ」な人の特徴①
プログラミングを学ぶ目的がはっきりしていない

何となくエンジニアを目指している方や、学ぶ理由が曖昧な方はスクールの受講を見送った方が良いでしょう。
プログラミング言語にはさまざまな種類があり、志望する職種によって学ぶべき言語は大きく異なります。
Web開発をしたいのか、アプリ開発をしたいのか、データ分析をしたいのかで必要なスキルが変わってくるため、目的が定まっていないと学習の方向性も定まりません。
具体的な仕事内容や職場環境のイメージが持てないまま学習をスタートしてしまうと、思っていたものと違うと感じて途中で挫折してしまう可能性もあります。
高額な受講料を支払うからには、「転職してこんな働き方をしたい」「副業でこのくらい稼ぎたい」など明確な目標を持つことが大切です。
まずは自分がどのような開発に携わりたいのか明確にして、その職種に適性があるのか調査してから受講を検討しましょう。
プログラミングスクールは「やめとけ」な人の特徴②
学習時間が十分に確保できない

仕事や家事が忙しく、学習時間を十分に確保できない方はスクールの受講を慎重に考える必要があります。
プログラミングスクールには卒業までに期限がある場合が多く、積極的に学んでいかないと無駄な時間が経ってしまうだけです。
毎日コンテンツをフル活用して取り組む意欲と実行力が必要なので、週に数時間しか確保できない状態では思うように学習が進みませんよね。
授業を受けるだけでなく、予習復習や課題制作にもかなりの時間がかかるため、ライフスタイルとの両立を考えなければなりません。
まずは自分の生活を見直して、週にどのくらいの学習時間を確保できるか計算してから、受講期間や学習ペースが自分に合ったスクールを探しましょう。
プログラミングスクールは「やめとけ」な人の特徴③
金銭的余裕がない

お金に余裕がない方は、有料のプログラミングスクールではなく書籍やWebサイトで勉強した方が良いでしょう。
プログラミングスクールの受講料は10万円から100万円であり、分割払いを選んでも卒業後も返済が続く可能性があります。
生活費を切り詰めてまでスクールに通うと、経済的なストレスから学習に集中できなくなってしまいます。
無理な出費をしてしまうと、途中でやめざるを得なくなったときに支払った費用が全て無駄になってしまいます。
まずは独学で基礎を学び、ある程度スキルを身につけてから経済的に余裕ができたタイミングでスクールを検討するのも一つの選択肢です。
プログラミングスクールは「やめとけ」な人の特徴④
今まで全くプログラミングに触れてきていない

プログラミングを一度も触ったことがない方は、入学前に無料体験などで少しだけでも学んでみてください。
何も知らない状態で入学してしまうと、いざ始めた時に想定していた難易度とのギャップが生まれ学習意欲が低下してしまいます。
プログラミングには専門用語がこれでもかというほど出てくるため、全く触った事がない方だと身につけるのは少々難しいでしょう。
イメージしていた学習内容と違うと感じて興味を失い、途中で離脱してしまう可能性もありますね。
せっかく払った費用が無駄にならないよう、受講料を支払う前にテキストを図書館で借りてみたり体験セミナーに参加するなどしてください。
無料でプログラミングの世界を知ってから、本当に自分にとってエンジニア職が向いているのか考えて受講を決めましょう。
プログラミングスクールは「やめとけ」な人の特徴⑤
意欲的に学べず受け身姿勢

スクールに入れば知識がつくと思っている方や、受け身な姿勢の方は受講をやめた方が良いでしょう。
お金を払っただけで知識がつくのではなく、自主的に学習や課題に取り組む姿勢が何より大切です。
授業を聞いているだけでは知識やスキルが身につかないため、全てをスクールに頼るのではなく学習ツールとして活用する意識を持つ必要があります。
プログラミングは常にエラーや分からないことが起きる世界で、自分で調べて解決する力が求められます。
他力本願に逃げてしまう方や、答えを知りたいだけで自分で作る過程に興味がない方には向いていません。
入ったからには毎日積極的に学んでいく意欲と実行力が必要なので、受け身姿勢の方は独学から始めることをおすすめします。
プログラミングスクールでの受講を無駄にしないためには?

いざプログラミングスクールを受講しようと思っても、見切り発車でスタートしてはなかなか思うように学習が進まない可能性もあります。
せっかく受講料を支払って受講するのですから、無駄にせず意味のある学びにしたいですよね。
以下のポイントを押さえて、有意義に受講できるようにしましょう。
【プログラミングスクールを無駄にしないポイント】
プログラミングスクールを無駄にしないポイント①
どういう働き方をしたいか目的や目標を持つ

プログラミングスクールを有意義に活用するには、まず明確な目的や目標を設定しましょう。
「なぜプログラミングを学びたいのか」「エンジニアとしてどのようなキャリアを描きたいのか」を具体的に考えると、学習の方向性が定まります。
転職を目指すのか、フリーランスとして独立したいのか、副業で収入を得たいのかによって、学ぶべき言語や選ぶべきコースも変わってきますよね。
「Webアプリ開発の言語を習得して自社開発企業に転職する」など具体的な目標があれば、モチベーションを維持しやすくなりますね。
目的が明確であれば講師にも自分の目標を共有しやすく、より適切なアドバイスを受けられます。
結果としてスクールでの学びが自分のキャリアに直結し、受講料や学習時間を無駄にせず成果を得られるようになりますよ。
プログラミングスクールを無駄にしないポイント②
意欲的に学習に励む

受け身で授業を受けるのではなく、自ら疑問を解決し積極的に学ぶ姿勢を持つことが大事です。
授業中に分からないことがあればすぐに質問し、学んだ内容は必ず自分の手を動かしてアウトプットする習慣を持ちましょう。
スクールのカリキュラムだけでなく、自主的に追加の学習をしたり実践課題に取り組んだりする姿勢も大切です。
プログラミングは一朝一夕では身につかないスキルなので、じっくり時間をかけて習得する必要があります。
能動的に学ぶことで理解が深まり、スクールへの投資を確実に回収できるはずです。
質問力を鍛えることも重要なポイントなので、疑問点を明確にして講師に相談しましょう。
プログラミングスクールを無駄にしないポイント③
金銭的余裕を持って受講する

プログラミングスクールの受講料は数十万円から100万円を超えるケースもあり、大きな経済的負担となります。
契約時に一括で支払うのが理想ですが、難しい場合は分割払いを利用するという方も多いですよね。
ただし分割払いで支払う場合でも、授業料の一部はあらかじめ貯金しておいてから契約するのが賢明です。
学習中は災害や病気など自分ではどうにもならない理由でやめざるを得ない状況も無いとは言い切れませんし、転職活動中で収入が減少する可能性がある場合は、予算をしっかり計画しておくと金銭的な不安を軽減できますね。
備えがあれば選べる選択肢が増えるため、より柔軟に行動でき学習に集中できますよ。
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なかには補助金を活用できるスクールも多くありますが、この補助金を当てにして受講するのは要注意!
補助金は必ずもらえる、というものではなく、適用には条件があります。
また、補助金は講座修了後に還付されるかたちになるので、まず最初は受講料を支払う必要があります。
いずれにしても最初に出費があることは変わらないので、ある程度余裕を持って受講を開始するようにしましょう。
プログラミングスクールを無駄にしないポイント④
前もってプログラミング言語に少しでも触れておく

スクールに入る前に、無料の学習サイトなどでプログラミングに触れておくことをおすすめします。
まずは自分でプログラミングを学習してみて、簡単なコードを書いたり動かしたりしてみましょう。
事前に予習しておけば基本的な概念や用語を理解してから授業を受けられるため、授業内容をよりスムーズに理解できるだけでなく、プログラミング自体が自分に合っているかどうかもわかります。
知識ゼロの場合と違い、自分で学習してからスクールで学ぶと理解力が段違いに向上しやすくなりますよ。
予習を通じて自分の苦手分野を把握しておくと、スクールでその部分に重点を置いて学習したり講師に具体的な質問をしたりできますね。
プログラミングスクールを無駄にしないポイント⑤
現場で活用できる実践的なスキル獲得を目指す

企業の採用担当者にアピールできる作品を作ることが、転職成功への近道となります。
受講期間中にオリジナルのポートフォリオを作成しつつ、実践的なスキルを身につけることを意識し、基礎的な文法や操作方法だけでなく、実際の開発現場で使われるツールや制作の流れまで体系的に学んでください。
エラー処理や企画設計、クライアントとのコミュニケーション方法など、就職後すぐに役立つスキルの習得を目指したいですね。
オリジナリティの高いポートフォリオを作成できれば、ほかの応募者と差別化でき転職活動を有利に進められる可能性も高まります。
卒業後のキャリアパスを見据えながら、自分が進みたい道に必要なスキルを優先的に習得しましょう。
プログラミングスクールを無駄にしないポイント⑥
自分のライフスタイルや学びたい内容に合ったスクールを選ぶ

事前に複数のプログラミングスクールをリサーチし、特徴を比較しつつ自分に合ったスクールを選びましょう。
提供しているカリキュラム、講師陣の質、サポート内容、料金体系、転職支援の充実度などをスクールごとに調べてまとめましょう。
無料カウンセリングや口コミを活用し、自分の目的に合ったスクールを慎重に選んでください。
特に転職保証の内容や卒業生の進路をチェックすることで、入会後のミスマッチを減らしやすくなりますよ。
少しでも不安が残っていると学習中にそれが頭をもたげてしまい、勉強を阻害する原因にもなりかねません。
すべてに納得した状態で契約し、払った金額以上のものを身につけられるスクールを選びましょう。
プログラミングスクール選びで後悔しない方法やコツ

ここまでプログラミングスクール受講のメリットや受講を無駄にしないスクールの通い方などを紹介しましたが、ではスクール選びで失敗しないためには、どのようなポイントに注意すればよいでしょうか。
「自分に合わなかった!」「希望していた内容と違う!」と後悔しないよう、スクールを検討するときのコツについて解説します。
【プログラミングスクール選びで後悔しない方法やコツ】
プログラミングスクール選びで後悔しない方法①
明確な目的や目標を持つ

プログラミングスクールを選ぶ前に、「なぜプログラミングを学びたいのか」という目的を明確にしましょう。
転職を目指すのか、副業で収入を得たいのか、自分のアプリを開発したいのかによって選ぶべきスクールは大きく変わります。
「Web制作で副業したい」「データ分析のスキルを身につけてキャリアアップしたい」など、具体的な目標を設定すると学習の方向性が定まりますね。
目的が明確であれば自分に必要なカリキュラムや学ぶべき言語も見えてくるため、スクール選びがスムーズに進むでしょう。
プログラミングスクール選びで後悔しない方法②
無理のない支払い計画を立てる

あらかじめ予算を決めておくことで、無駄な費用をかけずにプログラミングスクールに通えます。
受講料相場は30万円から80万円程度ですが、スクールの種類や期間によって大きく変動するため自分の予算でどのようなスクールを受講できるのか調べてみましょう。
学びたいスクールが予算オーバーの場合、短期間のプランや学べる言語を少なくすることで費用を抑えられる場合もあります。
経済産業省認定のスクールであれば教育訓練給付制度を利用でき、受講料の最大70%が返還される可能性もあるので要チェックです。
分割払いを選ぶ場合でも、授業料の一部はあらかじめ貯金しておいてから契約するのが賢明ですね。
気になるプログラミングスクールの無料相談を利用して、予算内のプランを教えてもらうのも良いでしょう。
プログラミングスクール選びで後悔しない方法③
自分のライフスタイルに合った学び方を選ぶ

プログラミングスクールによって通学やオンライン、個人や集団など受講形態が異なるため、自分のライフスタイルに合った学び方を選びましょう。
仕事やプライベートと学習を両立するためには、受講や課題制作のための時間を確保しなくてはなりません。
通学型は校舎で講師から直接指導を受けられますが、決まった時間に通う必要があるため時間の融通が利きにくいという側面も。
オンライン型なら時間や場所を気にせず自分のペースで学習を進められるため、忙しい社会人にもおすすめです。
短期集中型のカリキュラムを提供しているスクールもあれば、自分のスケジュールに合わせて授業のコマを予約できるスクールもありますね。
自分の学習スタイルに合う最も効率的な時間設定のコースを選ぶことで、通い続けられるスクールを見つけられます。
プログラミングスクール選びで後悔しない方法④
希望するプログラミング言語やスキルを学べる講座・スクールを選ぶ

学びたいプログラミング言語を決めておくことで、プログラミングスクール選びがスムーズになります。
Webサイト制作であればHTMLやCSS、JavaScript、データ分析や機械学習ならPythonやR、業務システム開発であればJavaやC++といったように、分野によって必要な言語は異なってきます。
自分がやりたいことに対してどのプログラミング言語が最適なのか調べることから始めるのがおすすめです。
カリキュラムで自分に必要なプログラミング言語を体系的に学べるかチェックしましょう。
どんな職場で働きたいのか、何の開発に携わりたいのかといった目的を明確にしておくと、学ぶべき言語も自然と見えてきますね。
複数のスクールのカリキュラムを比較して、自分の将来像に合った内容を学べるスクールを選んでください。
プログラミングスクール選びで後悔しない方法⑤
講師の質やサポート内容を確認する

サポート体制の充実度は学習過程や転職の成功に大きな影響を与えるため、専門のコーチやメンターのサポートがあるかチェックしたいですね。
正社員として登用されている講師がいるスクールは、スクールの方針や教育内容の更新に深く関わるためサポートへの意識や熱意も高い傾向にあります。
逆にアルバイト講師が多いスクールでは、現場経験が乏しかったり講師業への情熱が薄かったりする可能性があるため注意が必要です。
現役エンジニアが講師を務めるスクールなら、現場で求められているスキルを理解しているため実践的な指導を受けられるでしょう。
質問への回答が曖昧だったり受講生の理解度に応じたサポートが不足していたりすると、学習効果が大きく下がってしまいます。
無料カウンセリングで講師の経歴や指導方針について直接質問し、納得してから契約しましょう。
プログラミングスクール選びで後悔しない方法⑥
求めるキャリアパスにつながるサポートがあるかを確認する

転職保証や就職支援の内容を詳しく確認し、自分が目指すキャリアパスにつながるサポートがあるか見極めましょう。
紹介される企業の選択肢にSES企業が少なく、Web開発企業やSIerなど多様なキャリアパスを提供してくれるスクールがおすすめです。
SES企業ばかりを紹介されると担当できる業務が限定的となり、思うようなキャリアを積めない可能性があります。
ポートフォリオ作成のほか、面接練習や履歴書の添削など、難しい事務作業もサポートしてくれるサービスがあるとスムーズに転職活動を進められるでしょう。
そのほか、副業から独立を目指したい方に向けては、案件紹介や実績づくりのサポートがあると安心。
卒業生の進路や転職先の実績も確認し、自分が目指す業界や職種への就職実績があるスクールを選んでください。
プログラミングスクール選びで後悔しない方法⑦
申し込む前に無料説明会に参加する

プログラミングスクールが多く設けている無料カウンセリングや説明会を受講前に積極的に活用しましょう。
自分の目標に合ったカリキュラムや学習プランを提案してもらえるため、入会後に「思っていた内容と違った」といったミスマッチを避けられます。
カウンセリングは基本的にオンラインで行われ時間が限られているので、質問したい項目は事前にメモ帳などに準備しておきたいですね。
講師の質や指導方針、サポート体制、料金プラン、転職支援の詳細など気になる点をすべて確認してください。
複数スクールの無料カウンセリングを受けて比較検討することは最低限すべきことと言っても過言ではありません。
少しでも不安が残っていると学習中にそれが頭をもたげてしまうため、すべてに納得した状態で契約し後悔のないスクール選びをしましょう。
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無料説明会に参加するときにチェックしたいこととして、担当者の対応や態度があります。
説明会に参加した際に、無理に勧誘してくるスクールは要注意。
また、料金やサポート体制などについて質問した際に言葉を濁す場合も、受講を再検討した方が良いでしょう。
自分のスクールの内容に自信があり、後ろめたいこともないならはっきりと答えてくれるはず。
ぜひ一緒にチェックしてみてくださいね。
プログラミングスクールについてよくある質問【Q&A】

それでは、プログラミングスクールに関するよくある質問に回答していきます。
Q.プログラミングスクールの費用相場はいくらくらい?
プログラミングスクールの受講料相場は30万円から80万円程度で、スクールによっては100万円を超えるケースもあります。
費用はスクールの種類や受講期間、カリキュラムの内容によって大きく変動します。
最近では初心者向けやお試しプランも増えており、10万円台から受講できるコースも。
経済産業省の教育訓練給付制度や厚生労働省のリスキリング補助金を利用すれば、受講料の最大70%〜80%が返還される可能性もあるので、活用を検討しましょう。
Q.よく聞く「プログラミングスクールの闇」って何?
プログラミングスクールの闇とは、一部の悪質なスクールが抱える問題を指す言葉です。
具体的には高額な費用に見合わないカリキュラム、アルバイト講師による質の低い指導、転職先がSES企業ばかりで希望の企業に就職できない、カリキュラム内容が古く実践的なスキルが身につかないといった問題が挙げられるでしょう。
また転職保証の条件が厳しく保証を受けられないケースや、サポート体制が不十分で途中で挫折してしまう受講生が多いスクールも存在しますね。
Q.プログラミングスクールに行かずに独学で習得できる?
独学でも一定のプログラミングスキルは習得できます。
現在はインターネット上に無料や低価格の教材が豊富にあり、YouTube動画やオンライン学習サイトを活用すれば基礎的な内容は自分で学びやすくなっています。
ただしプログラミングは挫折者が多い分野でもあり、エラー処理や企画設計といった実践的なスキルまで独学で仕上げるにはかなりの根気が必要です。
分からないことを質問できる環境がないため、問題解決に時間がかかってしまう点も独学の難しさですね。
Q.プログラミングスクールに行ったら必ずエンジニアやプログラマーになれる?
プログラミングスクールに通っても、必ずエンジニアやプログラマーになれるわけではありません。
スクールはあくまで学習をサポートする場であり、スキルを身につけられるかどうかは本人の努力次第です。
授業を聞いているだけでは知識は定着しないため、自主的に学習や課題に取り組む姿勢が何より大切。
転職保証があるスクールでも条件が厳しく、保証を受けられずに終わってしまう受講生もいます。
スクールを最大限活用して積極的に学ぶ姿勢があれば、エンジニアへの道は開けますよ。
まとめ〜プログラミングスクールは無駄じゃない!目的をもって後悔しないように受講しよう〜
本記事では、「プログラミングスクールは無駄」「意味ない」といわれる理由についてをメインに解説しました。
無駄で意味がない、と言われるには以下の理由がありました。
【プログラミングスクールが無駄で意味ないと言われる理由】
- 受講料が高い
- 独学でも習得できる内容もある
- 卒業後の転職保証内容が微妙
- 講師がプロや現役エンジニアばかりではない
- 挫折率が高い傾向
- 実践的なスキルが身につけられない
ですが、目的や目標をしっかり持ち、自分に合ったスクールを選んでコツコツを学んでいけば、スクールで学ぶことは無駄ではありません!
後悔しないためには、希望のスクールをいくつかピックアップして比較検討するのがおすすめです。
記事でご紹介した内容を参考に、ぜひご自身に合ったプログラミングスクールでスキルを学んでくださいね!
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